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読後のイヤ感を誰かに話したくなった「仮面同窓会」(著:雫井修介)

      2015/08/13

新聞記事下の広告に興味を惹かれて書店で手に取った「仮面同窓会」(著:雫井修介)。

(楽天市場より)

 

ページをめくり始めたら止まらなくなったけれど、謎は全部解けたのにこんなにイヤーな気持ちになるミステリーは初めて。

イヤミスの女王と言われる湊かなえさんの「告白」なんて、吹っ飛んじゃうほど、すっきりしない読後感です。

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◆仮面同窓会あらすじ

「仮面同窓会」は、高校の同窓会で再開した元クラスメート4人が当時体罰を受けた生活指導の教諭(定年退職)にちょっと復讐してやろう、というところから始まります。

洋輔はほかの3人が言い出した復讐計画に加担し、見事、廃工場に教諭を拉致して悪ふざけをしてせいせいするのですが、その教諭は翌日廃工場から20kmも離れた場所で死体となって発見されます。

自分たちは廃工場に置き去りにしただけなのに・・・。

疑心暗鬼に陥る4人。

洋輔が知らないほかの3人の秘密も見え隠れして・・・。

 

これ以上はネタバレになるので控えますね。

 

◆読み手を混乱させる仕掛けがわかっていながらハマってしまった

これでもミステリー好きなわたし。

この「仮面同窓会」も途中から、文字による読者の錯誤を作者は期待している、とは気が付いたものも、気づいてもハマってしまったのが悔しいです。

主人公は洋輔なのか「俺」なのか。

実は読み終わった今でもどちらが主人公なのかわかりません。

 

大都市でもない田舎のなまりも残る地方都市での連続殺人。

いえ、「連続殺人」というのは間違いかも。

「殺害犯」は別人だし。

でも、間違いなく連続殺人事件なんです、何年もかけて、きっかけが同窓会だっただけ。

大がかりなトリックはないものの、「え?なに、これ?」というあっけにとられる箇所が多いのも「仮面同窓会」の特徴かも。

 

◆読後イヤな気持ちでいっぱいになった

最近「イヤミス」(読後イヤな感じになるミステリー)が流行りだとはいうけれど、「仮面同窓会」ほどイヤな気持ちになったのは初めてです。

殺害動機は使い古されたものだけれど、・・・オンパレードすぎないですか?

さらに、最後まで読んでも殺害犯は誰も罰せられてないなんて。

作中に警察の人間はちらっとしか出てきません。

警察の手が伸びている気配も最後までないし。

これが、今の日本なんでしょうか?

もし、映像化されるとしたらどういう演出にするのか興味はあるけれど、最後まで映像は見られないです、わたしには。

だって、救いがないんですもん。

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