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実践する色彩学(著:吉田麻子)

      2015/08/15

就職してすぐのころ、知人のお母様が「パーソナルカラー」を見てくださいました。

パーソナルカラーとは、「その人が本来持つ色素傾向(肌の色、瞳の色、髪など)をもとに似合う色の傾向」のグループをいいます。

以来、なんとなく「色」に関して興味を持つようになり、「実践する色彩学」という本が目に留まりました。

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文字だけ見ると堅苦しそうですが、中身は一気に読みたくなるぐらい生活に密着したエピソードばかりです。

 

◆「実践する色彩学」の内容は?

著者の吉田麻子さんは色彩学という学問を勉強したことがない人にもわかりやすく、「色」について説明してくれています。

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本文は基本的に黒文字一色なんですが、ところどころにカラフルな模様(?)が配置されています。

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「実践する色彩学」は全部で四章から成り立っています。

第一章:色の正体

第二章:色のふるまい

第三章:色とつきあう

第四章;色を実践する

 

第一章の「色の正体」は色がなぜ見えるのか、という話がちょこっと出てきますが、色彩関係の資格試験のように目の構造があーだのこーだの、という話はありません。

 

面白みが増すのは第二章から。

「ふるまい」というのは動物の動作について表す言葉だと思うのですが、わざと「色のふるまい」としています。

吉田麻子さんの文章を読んでいると、色は生き物のように思えてきます。

例えば、

何色の服を着ているかでその人の印象が決まる

食べ物の色がその食べ物の性質を表している

飲み物の色も心理的影響を与える

などです。

 

とても興味深く読みました。

なるほど!と思う部分がたくさんあったのです。

 

◆色とつきあうとは?

第三章「色とつきあう」から、色で自分自身の気持ちをコントロールしたり、自分の中に隠れている感情を読み取ったり、という具体例が出ています。

吉田麻子さんの場合は、朝食を食べるときに使うお箸の色を無造作に選んで、その日の気分、足りないパワーを知るのだとか。

また、似合う色や自分の好きな色を判断できるチェック項目もついています。

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「ピンク」と一口に言ってもさまざまなピンクがあります。

サーモンピンク、パステルピンク、コーラルピンク、桜色や牡丹色もピンクにいれてもいいかもしれません。

「私はピンクが似合う」

「私はピンクは似合わない」

ではなく、「ピンクの中なら自分に似合うのはどのようなピンク色か」を考えるのが、私が就職したてのころ教えてもらった「パーソナルカラー」に結びつきます。

ですが、パーソナルカラー診断を受けるには費用がかかります。

そこで「実践する色彩学」では、パーソナルカラー診断を受けなくてもじぶんんの「パーソナルカラー」がわかる方法を具体的に説明してくれています。

「好きな色」が必ずしも「似合う色」ではないのです。

 

◆色を実践するとは?

著者の吉田麻子さんは

色が人生を幸せにする道具として使える」と書いています。

色を着て、色を食べて、色に囲まれて、色を飲んで、色に浸かり、色を描き、色を浴び、色を選び、色をイメージし、色を贈る・・・

色にはこのようなさまざまな使い方があったんですね!

 

色に興味がある方はもちろん、ファッションに興味がある方、料理に興味がある方にもオススメの1冊です。

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