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銀行総務特命(著:池井戸潤)

      2015/08/14

ドラマ「半沢直樹」の原作者・池井戸潤氏の銀行を舞台にした小説「銀行総務特命」を一気に読みました!

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帯には「あるものカネと謎」とあります。

お金はわかるけど、銀行の「謎」って何?

銀行総務特命新装版(講談社文庫)

 

◆元銀行員・池井戸潤氏が描いたリアルな銀行ミステリー

池井戸潤氏は7年間都市銀行にお勤めだったそうで、銀行内の描かれ方がリアルに感じます。

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私が読んだのは講談社文庫の新装版です。

8編の短編小説からなっていますが、舞台になる銀行も主人公も基本的には同じです。

私がOLやっていたときも総務課に配属されていましたが、「総務」って「何でも屋」さんなんですよね。

「銀行総務特命」では大手都市銀行で8つの謎や行内でのスキャンダルが発生。

その謎やスキャンダルを銀行の外にもれないよう解決するのが、銀行本店総務部特命係の仕事です。

 

警察まで出てくるような事件も銀行が外部に発覚するのを恐れて行内で「犯人探し」をするものまであり、読者を飽きさせない工夫がされています。

ドラマ「半沢直樹」のような派閥争いや出世争いには同情したくなったり、憤慨したり・・・

 

◆窓口しか知らない銀行の世界が垣間見える1冊

普段、銀行に行っても窓口やATMしか使わないですよね。

住宅や車購入で個人向けローンなどのブースに行くこともあるかもしれませんが。

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「銀行総務特命」では、企業向けの融資部や営業部、銀行の本店と支店のビミョーな関係も描かれています。

だいたい1編の小説は50ページ前後。

1人称ではなく淡々とした語り口が謎をさらに深め、ページをめくる手が進みます。

 

銀行(特に都市銀行)って、お給料も高いエリートだと思っていましたが、見方がちょっと変わりました。

ある意味特殊な世界で、「銀行が怪物」のように感じました。

銀行業界の裏側をのぞいてみたい方や、金融関係に興味がある方、ミステリ好きに方にオススメです。

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